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ゲルハルト・オピッツ♪♪

東京・春・音楽祭-東京のオペラの森2014-

ゲルハルト・オピッツ ピアノ・リサイタル
 ~ベートーヴェン、後期3大ピアノ・ソナタ

 ピアノ・ソナタ 第30番 ホ長調 op.109
 ピアノ・ソナタ 第31番 変イ長調 op.110
 ピアノ・ソナタ 第32番 ハ短調 op.111

 東京文化会館 小ホール

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泣けた…

いま、帰りの新幹線の中、iPhoneで書いてます。

あれから1時間以上過ぎたけど、
未だにピアノの音が断片的に聞こえてくる。
心は深い喪失感…

32番の最後の和音が響いた時、
何かが遠くに過ぎ去って行ったんだと思う。

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昨年の猪苗代、至近距離で聴いた30番。
まだ救いのある曲。
あの時も涙が出るくらい感動した。
でも今日の演奏を聴くと、
マリオはまだまだなんだと思う。
テクニックとは違う部分で。
それはもしかすると経験かもしれないけど。

それよりももっと悲痛な31番。
繰り返される嘆きの歌。
左手の響きが心に沁みる。
最後は歓喜のはず。
それなのにどうしてこんなに悲しいのだろう。
オピッツさんの表現に泣かされました。


IMG_6672_convert_20140315200331.jpg


そして32番。
別次元、全くの別世界に連れて行かれました。
曲と演奏によって。

荒々しく始まる第1楽章。
気がつくと痛いくらいの緊張感の中にいました。
そして厳しい嵐が吹き荒んでいました。

続く第2楽章は天に昇るかのよう。
変奏が繰り返され、
狂ったようなテンポが過ぎ、
だんだんと純粋さが研ぎ澄まされ、
悟り、無へとひたひたと進んで行く。

ラストのトリルは最後のきらめき。
もうこの世には何もありません。
心を込めた最後の和音が、
暖かく心地よく響き、
彼方へ消えて行く。
遥か遠くへ。

拍手が出ない、
静寂…

yjimage.jpeg


天に昇ったのは、
遠くへ行ってしまったのは、
誰だったのだろう。
ベートーベン?

それとも誰でもなく、
他の何かなのだろうか。

そして行ってしまった先はどこなのだろう…

IMG_6674_convert_20140315200300.jpg


あまりにも曲と演奏が素晴らしすぎて、
自分の頭の中もぶっ飛んでしまったようです(>_<)


おまけ
昨日のホテルの部屋からの夜景☆

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仕事一筋25年。そんな生活に疲労困憊。心機一転、プライベートを充実させようと思ったのに、家族には相手にされずひとりぼっち。クラシック音楽と温泉が大好き。楽器の演奏とフライフィッシングが上手になりたいよ〜♪♫

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