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2016年4月の読書まとめ

2016年4月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2210ページ
ナイス数:117ナイス

海は見えるか海は見えるか感想
レビューを見る限りではさほど深刻でもないかと思い手に取りました。震災の当事者として読む義務があるかと思って。なのにプロローグで既に限界に。それから冷却期間を1週間。再度挑戦、あとは一気でした。他の方の感想にある通り、確かに中途半端な感はあります。ですが私にはそれで十分。この本をフィクションとして受け止められないから決着は自分でつけるしかありません。きっかけを与えてくれるだけで十分です。あれから5年が過ぎても未だに復旧すらしない街。仮設住宅には未だにたくさんの人が住み、お年寄りが次々と死んでいっています。
読了日:4月2日 著者:真山仁


キネマの神様 (文春文庫)キネマの神様 (文春文庫)感想
良かった〜♪以前に映画をテーマにした小説を1冊だけ読んだことがあるけど、いまひとつでした。ですが、これはその本と比較できないくらい良かったです。著者の映画に対する思いに全く共感、感動して涙が出ました。映画を愛する人たちにBravo!そして、お父さんと娘が一緒に映画館に行くなんてまさにツボ☆娘と一緒に観た最後の映画"くちびるに歌を"から1年過ぎちゃったよ〜。また一緒に行けるかなぁ…
読了日:4月6日 著者:原田マハ


悪人悪人感想
軽く読むつもりだったのにそうはいきませんでした。全く先入観なしに、映画化されていたことも知らずに読みましたが、素晴らしい内容でした。特に祐一くんには泣かされました。何事も短絡的に結論を出すことはできないのだと、改めて思わされました。あと、大嫌いなマスコミの下劣さも。この世からマスコミとかメディアとかってホントなくなれば良いと思います。ついでに子金持ちのボンボン二世も全員消えろ!祐一くんに肩入れした結果ですが、タイトルを"悪人"ではなくしてもらえるともう少し救われます。
読了日:4月14日 著者:吉田修一


ジヴェルニーの食卓ジヴェルニーの食卓感想
表紙が素晴らしい。なのに、午前中の新幹線車中で読み始めるも途中断念。1話目、老女の独り言が不気味で最悪な印象から半分も読めず、2話目はなんとか90%、3話目は出だしの数ページで投げ出した。ところが皆さんのレビューが高評価で2日後再挑戦。今度は最後まで一気に読めました。マティス、ピカソ、ドガ、セザンヌ、ゴッホ、モネ…有名人が多数出演。彼らの絵が思い浮かぶというよりも女性が登場するファンタジー。実際に美術館で見ても、好きな絵、そうではない絵いろいろあるけどねぇ…
読了日:4月16日 著者:原田マハ


誰にも書ける一冊の本 (光文社文庫)誰にも書ける一冊の本 (光文社文庫)感想
終わり方がいい。読み終わって本を閉じて、目を瞑り、しみじみと想いを馳せる本だった。私も父親とはあまり話さなかった。なぜか小さい頃からむしろ避けていた。私が30過ぎの年に父が亡くなり遺品の整理をしていると、小説の原稿は出てこなかったものの父が10代の終わりから20代にかけての日記が出てきた。あの父にこんな時代があったのかと涙にくれた。平穏に見えて波乱万丈な人生。本当はひとりひとり全員が送っているのだろう。いま自分も終盤に差し掛かり、つまらない生き方をして来たと思っているが…
読了日:4月19日 著者:荻原浩


日本百名山登頂記(一) ― 一歩、一歩 ときには半歩日本百名山登頂記(一) ― 一歩、一歩 ときには半歩感想
スゴ過ぎです。とてもこの方のようには登れません。4座目で黒戸尾根からの甲斐駒。それから1年で単独での北岳〜間ノ岳〜農鳥岳縦走と奥穂に立て続けに登頂。そして、塩見岳〜仙丈岳のソロ。へなちょこで高所恐怖症の身にはとてもまねできません。こんな風に登れたらいいなぁと憧れです。私はハイキングに徹します。
読了日:4月24日 著者:池田和


花のさくら通り (集英社文庫)花のさくら通り (集英社文庫)感想
荻原節全開〜!あまりにも久しぶりすぎてユニバーサル広告社なんてすっかり忘れてた。それでも読み進むうちに記憶はよみがえる。懐かしくて、今回も楽しくて、ページが進むのがもったいないくらい。あの頃、荻原さんを知って、文庫で出ている本を一気に全部読んだ。あれから10年以上過ぎて、こんな本が出ていたなんて知らなかった。またまとめて読んでみようっと♪
読了日:4月29日 著者:荻原浩

読書メーター



スポットライト


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アカデミー賞作品3連発☆


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地味で単調ながら全く退屈することなし。

一つ一つ事実を積み上げるようなストーリー展開が素晴らしく、
すっかり没頭して、あっという間に2時間が過ぎていました。


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ドキュメンタリー的手法ながらも、
似たような手法のマネーショートとは全く異質の空気感。

緊迫感に溢れ、
盛り上げ方も上手で、
正義を貫き通す彼らの姿に感動しました。


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映画に入り込むことができたという点で、
直近に観た前2作よりはるかに上の作品でした。


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古くさい街で聖域の存在のカトリック教会。
そこで長年犯されてきた子供達への性的虐待。


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ニッポンにもアンタッチャブルな宗教団体が…

内部事情は一切明かされないけど、
どんな世界なんだろう?


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ジャーナリズムが消えたこの国では、
正義が陽の目を浴びることは永遠にないだろうね。


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今年のアカデミー賞受賞主要作品3つを立て続けに観賞。

どれも良いんだけど、
3つとも何かが足りないような…??





レヴェナント


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2時間半を超える上映時間ながら、
長さを全く感じさせない素晴らしい作品でした。


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滅多にない設定は緻密ではあるものの、
テーマ的には特筆することはなし。

物語で泣かせるよな作品ではなく、
中盤以降はどこぞの世界にトリップした様な場面も登場。


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ただ、ディカプリオはこれ以上のない演技。
本当に素晴らしい。

息子を殺された父親の情念、
復讐への執念、
不屈の魂を見事に表現。

主演男優賞は十分納得で、
見る価値ありです。


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そして、映像がとんでもなく素晴らしい。
山、川、雪原、雪崩、氷、生き物…大自然が美しすぎる。

スクリーンに映し出される映像だけで感動し呆然となる。

はるばるヒマラヤまで行って
情けない思いをさせる日本映画とは大違い。


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さらに迫力ある衝撃的なシーンも満載。

始まってすぐの先住民との戦闘シーン。
動物を食べたり馬のお腹に入って生き延びるシーン。
もちろん熊に襲われるシーンも。

日本橋の巨大画面で観たのも良かったのだろうけど、
まさに息を呑み、手に汗握ります。


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アメリカが自国の恥であるはずの、
先住民への迫害を描くのも立派。

日本もアイヌの人たちへの酷い仕打ちを映画化してみれば?


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少々長い時間の作品なので、
特に年寄りは始まる前に必ずトイレに行くように。

客の入りは少ないのに、
途中で席を立つおっさんが大勢いて大迷惑でした。


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仙台フィル 第300回 定期演奏会


ベルリオーズ:「幻想交響曲」
         ~ある芸術家の生涯~ 作品14a
       「レリオ、または生への回帰」
         叙情的モノドラマ 作品14b

仙台フィルハーモニー管弦楽団

指揮:パスカル・ヴェロ

レリオ役:渡部 ギュウ
テノール:ジル・ラゴン
バリトン:宮本 益光

合唱:仙台フィル第300回定期記念合唱団

日立システムズホール仙台コンサートホール


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本日は東京から直行。

1974年、昭和49年の第1回”運命”から、
積み重ねること300回。

そして300回目のプログラムはまさに挑戦!
とても素晴らしいコンサートでした。


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幻想の演奏前から演出がスタート。

マエストロが団員に紛れて登場。

チューニング前に団員と演技。
でも、客席は気付いていない人が多数だったかも。

演奏中もいつもと異なり、
照明の演出で雰囲気をアップ。

レリオ役の渡部さんのひとり芝居が同時進行。

演奏もいつも以上にメリハリの効いた超熱演。
私にとっては”幻想”の新しい境地。
早くも4楽章から涙が出てきました。


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そして休憩後のレリオ。
もうなんという音楽…

第2曲の亡霊の登場は圧巻。

席も左側通路の後ろだったので絶好のポジション。
こんなのありって感じ?

合唱隊がステージにいないから
どうするんだろうとは思っていたけど、
客席を活用するとは…さすが!

過去に観た普通のオペラよりも印象に残る演出。
これはもう絶対に一生忘れない…


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山賊も喜びの歌も終曲もみんな良かった♪

故郷の近くにこんな素晴らしいオケがあるなんて、
嬉しい限りです。


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チケット売り切れちゃったけど、
300回ラストのサントリーホールにも行きたかった。

こうなったら350回も400回も、
このマエストロの指揮でずーっとやって欲しい。

そしたら聴きに行きます!


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展示ホールの写真展も感動。
マエストロラベルのお酒の試飲まで!

震災直後の様々な活動は、
当時を思い出して涙なしには見れませんでした。


仙台フィル第300回定期演奏会。
一生涯忘れることのできないコンサートになりました。

Bravo〜♪♫


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ルーム


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もうちょっと狙いを絞るか、
突っ込んで欲しかったなぁ…って感じ。

もちろんテーマ、展開、映像、空気感、楽しませ方など、
国産の映画とは比較にはなりません。


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ヘタな作品なら小賢しい演出をしそうな犯人の姿も、
あっさりと出してくるのは製作者の自信の表れか。


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そしてこの映画は何よりも主演の役者さんの演技がすごい。


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アカデミー賞主演女優賞に輝いた
お母さんのブリー・ラーソンはもちろん、
長男のジャックも、
この子こそ主演男優賞にすべきというくらいの
信じられないくらいの素晴らしさ。


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とと姉ちゃん子役3姉妹の演技もいいなぁと思ったけど、
ジェイコブ・トレンブレイくんは桁外れの実力。

子役でも日米の差は大きい。


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感動のラストは泣けはしなかったけど、
まぁ予定調和で止むなし。


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偶然だったけど、
TOHOシネマズの日ということで料金が割引にもなって、
お得な感じで帰ることができました。


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さくら満開の四保山、館山♪


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満開のさくらを見に近隣の名所へ。


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人混みの大宴会場付近よりも、
そぞろ歩きのできるちょっと遠くがいい感じ。


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遠景の白い蔵王が眩しかった。


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本当はあんまりお上品じゃないさくらは
それほど好きではないんだけど、
これだけあちこちで盛り上がっていると無視できません(笑)


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だけどこの時期ってどこへ行っても同じような景色。


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さくらで差別化は無理だね。


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4月物語、Love Letter


2回目の早稲田松竹。
前回は当たり。

本当はこの日はRoomを観ようと思っていたけど、
用事が早く済んで行き先を変更。
結局大外れ。

Roomは上映初日なので
後でも観れるかと思ったのが、
時間を無駄に使う結果に。


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2本とも見る価値は主演女優のみ。
松たか子と中山美穂。

これは観ることができて十分満足。


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それ以外は大学生の映研作品のようなもの。

それが賞まで取っちゃうんだから、
どうして日本の映画ってこうなんだろう。

ハリウッドとかと比べるとまるで子供向けの紙芝居。
これでカネ取るか?


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Love Letterの山のシーンは笑った。
山のこと何も知らないまま撮っちゃうんだ。
驚き。


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プロフィール

andante

Author:andante
仕事一筋25年。そんな生活に疲労困憊。心機一転、プライベートを充実させようと思ったのに、家族には相手にされずひとりぼっち。クラシック音楽と温泉が大好き。楽器の演奏とフライフィッシングが上手になりたいよ〜♪♫

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